2019.05.01

●日本の奥様をスッキリさせそこなった●

本日もお立ち寄りありがとうございます。

 令和最初の患者さんは、僧房弁閉鎖不全症でした。

 下半身不随の猫の妊娠診断は本日のラストでした。

 話は飛びますが。

 先日、日テレの朝の報道番組の取材をうけました。
 
 いつもは、アドバイスだけ伝えて、電話取材ふうに声をオンエアしたり、収録スタッフが病院に来るパターンをお断りするのですが、今回は、単純に娘が喜ぶという理由で、声の取材をお引き受けしました。

 お題は、ワカケホンセイインコというインド原産のインコが、小金井あたりを大群で飛び回っているという件についてのコメント。

 正直、私が小学生のころから飛んでる鳥なので、なんで今更・・・という感は否めなかったのですが、一通り伝えるべきことは伝えました。

 しかしまぁ テレビ取材あるあるといいますか、喋った本人側にとって一番伝えたいことはカット。ぜんぜん肝心じゃないところが 斜めに編集されてオンエアという結果となりました。

 まぁ 娘が喜んだからそれでいいんですけどね。

 この場を借りて いちおう釈明させていただきます。

 ワカケホンセイインコがこれだけ日本で繁殖をしてしまっているのは、繁殖を繰り返すのに必要な、一定数の頭数をそろえることができたからです。という話をしたのですが。

 まるであの大群がすべて籠から逃げてきた子たちだと言っているように誤解される編集でした。

 数千羽が一斉に逃げるって・・そりゃないですよ。ふつう。

 私が言いたかったのは、ポツンと単独で逃げ出した個体が、野外で同じ境遇の仲間と出会える、いつかその日まで、長時間生き延びることができたからだ。 ということでした。

 写真は見ごろになった我が家のモッコウバラ。このあと花びらの掃除が大変です。
 
 

   以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。