2018.03.16

●目覚める●

本日もお立ち寄りありがとうございます。

 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少

 by孟浩然

気持ちよい麗らかな春の気候のせいで、ついつい朝寝坊。ってな意味で、この時期そこかしこで引用される漢詩です。

 でも・・解釈には諸説あり!だそう。

 中でも、真逆の意味もあるんだとか。

 夕べの雨の音がうるさくて、庭の花が散っちゃわないか心配してたら朝が来るまで眠れなかったぜ。

 明け方は明け方で、やっとウトウトしかけたのに鳥が鳴いてうるせーから結局徹夜になっちまったじゃねぇか、鳥のバカヤロー!

 っていう、なんかイライラモード全開の状況を詠っているのだとか。

 私の場合は、後者ですね。

 気がかりな症例とか日常のストレスで、頭だけ冴えてしまってそもそも眠れないのはしょうがないとして、どこかから聞こえてくる「けっこう特殊な騒音」に眠りを妨げられております。

 まずは、ほぼ24時間つけっぱなしのテレビの音。しかも大音量。

 さらにそのテレビの音とは別に、深夜早朝、かまわず響き渡る「謎の大音響」にもびっくりさせられております。 最初、なんの音かなぁと不思議でたまりませんでした。

 例えていうならアライグマの赤ん坊が北斗神拳を伝承された感じ。 

 巻き舌で、オロロロロロロロロロロロロロッ!オロロロロロロロロロロロロロッ!オロロロロロロロロロロロロロッ!

 時々、クワッ! クワッ ペッ! ウゲ! って音が入ります。

 これが、早朝4時とか、深夜2時とかに、突然かつ不意に響き渡るんですよ。

 オロロロロロロロロロロ! クワッ! 
 オロロロロロロロロロロ! クワッ! ペッ!
 オロオオオオオオオオオ! うげ!

 いまでは、その音の正体もわかり、だいぶ慣れましたけど、最初のうちは なんだなんだと大騒ぎでした。
 
 とどめは、鳥の声。

 ある朝、私の大好きな、サンコウチョウっていう野鳥の声が聞こえたんです。ちょうど渡り鳥が移動するシーズンだったので、隣の林に偶然立ち寄って、羽を休めたサンコウチョウが、囀っているという奇跡がおきてもおかしくありません。

 反射的に飛び起きて、双眼鏡をひっつかみ、大声で娘をおこし、ヴェランダに飛び出る算段をした刹那。鳥の正体が判明!!

 なんだよ。 目覚まし時計かよ・・・。

 あわてすぎて あっちこっち足をぶつけちまったよ。

 この日以来、娘の目覚まし時計が 朝5時になると、サンコウチョウの声を流すせいで、毎朝反射的に起きてしまうハメになっております。

 冬にサンコウチョウはありえないけど、夢うつつで鳴き声を聴くと目が覚めてしまう。双眼鏡を探してしまう。

 ホントはあと1時間眠らせてほしい・・・朝方にようやく寝つけるパターンだから。

 写真は、命がけの眠りから目覚め、ガサゴソと出てきた我が家のリクガメ。目があったら、「テヘ!」ってな顔をして首をひっこめました。今年は啓蟄をまたずに沢山の生き物が活動を開始してます。春がちょっと早い感じがしますね。

 花壇のビオラもアブラムシ対策をしないとやばいです。 

 株の衰弱を防ぐために、最後の切り戻しをしますから、このあと丸坊主にしちゃいます。花の見ごろはあとちょっと。パステル調の可愛い猫ちゃん模様のスクラブスーツを着て、一面のお花に囲まれて花壇の手入れをしている、眉間にシワをよせたオッサンという、大変インスタ映えする風景が鑑賞できるのは今だけです。お早目に!


  以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。