2017.08.17
●お知らせ●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
梅雨に逆戻りの雨模様な毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
連日の悪天候で体調を悪くする動物が続出しております。空調の管理にお気を付けください。
14日~17日の4日間、病院を閉めさせていただきましたが、張り紙等が無かったために、ご迷惑をおかけしてしまった様子。申し訳ありませんでした。
罰として・・ってわけではありませんが、私もこの4日間、いつもより過酷な状況で、ビタ一文休んじゃおりませんので、私の弱った心身に免じてお許しください。
そんな中、大変申し上げにくいのですが、事情により、28日(月)と 30日(水)を休診とさせていただきます。火曜が通常の休診日なので、28・29・30の 3日間の休診となります。
なお、7月のときの臨時休診と同様、月曜と水曜は看護師がおりますので、継続の治療薬とフードはお出しできます。
27日の日曜日は6時で終了となりますが、私は6時になるやいなや いなくなりますので、5時30分以降の診察受付ができません。あわせてご理解いただきたく よろしくお願いします。
ふだん、6時5分に、「ああよかった、まだ開いてて!」と御来院される方も多いですが(笑)、27日だけはいつものように対応できませんので、よろしくお願いします。
写真は、フランスから送られてきた画像。高原の花の代表格のヤナギランです。花の時期も終盤で、実がピンクに色づいて、美しいですね。
こんな景色を眺めながら、ちょっとでいいからボーっと過ごしてみたいものですが、まぁ あと数年は叶わぬ夢でしょう・・・
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.08.11
●猛暑●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
酷暑という言葉がぴったりの毎日ですね。皆さんいかがお過ごしですか?
体調を崩す動物たちが続出しております。かなり重症になってやってきています。
留守宅の空調管理、エサの衛生管理、出先での感染症防止など、もろもろ、お気を付けくださいませ。
いつもと変わらず、仕事仕事の毎日で、新聞やテレビの夏のニュースを見ながら 夏を感じている私でございますが、おかげさまで、混雑や行列とは無縁の毎日です。
世間では、東名高速で下り線渋滞65km。コミケで叶姉妹に2000人の行列。などなど、猛者たちによる、耳を疑いたくなるような難行苦行が流行っているようですが、どなた様のくれぐれもお体お大切にと祈るばかりです。
ひきつづき、夏季の休診日の告知をさせていただきます。
8月14日(月)~8月17日(木) までが休診です。
フードや薬のご注文はお早目にお願いします。
なお、通常の火曜日の休診日も含めて、休診日にかかる形でのペットホテルはお受けしておりませんので、ご了承ください。
とかいいつつ、ここ数日の重症症例の継続治療を考えると、今年も例にもれず、ビタ一文休みなんぞではなく、ガチで仕事なんだなと苦笑いでございます。
だからといって、開いているシャッターめがけて、「ああよかった!開いてて。 餌だけなんで シクヨロ!」というのは絶対におやめいただきたい。よろしくお願いします。心からのお願いです。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.08.06
●8月●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
8月に入りました。
台風や集中豪雨の被害が続出しておりますが、皆さま、お出かけの際には十分に気をつけてお出かけください。自然災害に遭遇した際には、「様子を見に行かない」のが吉です。
なぜか梅雨時期より降水量が多く、湿度が高いです。熱中症にも気をつけて。元気で夏を乗り切って下さい。
ひきつづき、夏季の休診日の告知をさせていただきます。
8月14日(月)~8月17日(木) までが休診です。
フードや薬のご注文はお早目にお願いします。
なお、通常の火曜日の休診日も含めて、休診日にかかる形でのペットホテルはお受けしておりませんので、ご了承ください。
写真は、御年●●歳にして、某ガテン系の資格にチャレンジなさろうかと思案中のロビンソン様。訓練と試験が非常にハードなことで有名な資格です。
世の中の同世代が、最後まで自力で歩けるようになりたいと、老人向け筋トレにチャレンジして挫折する年齢のロビンソンさん。三浦雄一郎さんといっしょにエベレストだって登れちゃうと思います。
「エベレストつまんねぇ。釣りできないし。頂上にイノシシいないし。」の一言で番組の企画は速攻却下だと思いますけどね。
ロビンソンさんの無限の「やる気元気勇気」には、いつも励まされます。
ここんとこ、新規の患者さんがドン引くくらいに、ヘロッヘロにバテてましたけど、私も笑顔でがんばらねば!
末尾ではありますが、災害によって亡くなられた方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.31
2017/7/31
本日もお立ち寄りありがとうございます。
7月がおわりますねぇ。
暑さに負けず 今日も元気に診察してます。
例年、梅雨があけると、ニィニィゼミと入れ替わりでアブラゼミがうるさくなってきます。うだるような暑さに拍車をかける、イライラ感マックスの夏の音です。
そろそろかなぁと思っていたら、今年はなんだかしらないけど、いつまでたってもニィニィゼミが頑張っていて、アブラゼミは影が薄く、まだ出始めって感じです。
アブラゼミ君たちには、今期はこのまま休んでいてくれてもかいません。
カラ梅雨の影響で、樹液の出も悪く、オオムラサキやカブトムシの活動もいまいちのまま7月がおわりました。
例年、数えきれないくらいのカブトムシでにぎわう庭の餌台にも、トータルで2匹しかカブトムシを見かけませんでした。
生き物の世界では、実は梅雨から梅雨明けあたりが活発な夏の季節であり、8月はもう、シーズンオフといってもいい状態となります。
爬虫類なんかも暑すぎて出てこないこともあったり。
子供の夏休みは、実は、生き物観察の旬を過ぎたころにはじまるという・・ ちょっと残念な日程となっているのです。
さて。
本日は、夏季の休診日の告知をさせていただきます。
8月14日(月)~8月17日(木) までが休診です。
フードや薬のご注文はお早目にお願いします。
なお、通常の火曜日の休診日も含めて、休診日にかかる形でのペットホテルはお受けしておりませんので、ご了承ください。
写真は、西表島の庭をおとずれたアカショウビン。
庭いじりをしていると、飛び出す虫を狙ってアカショウビンが物干しにとまるのだそうです。
なんともうらやましい環境です。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.16
●学園をねらう●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
暑いですねぇ。梅雨・・どこ?
とはいえ。今日も元気に診察してます。
今日も、学園ネタのつづき。
獣医学部の新設を期待する人たちの裏話。
あ・・・とはいっても、私、総理大臣の関係者じゃありませんから、東京湾に沈められるレベルでの秘密を握ってたりするわけじゃありません。
単に、獣医大学に10年も席をおいていた経験者の眼からみた、「獣医学科が新設されると、こんなドタバタもおこるだろうな」という私見です。
まず、獣医学科が新設されるとどうなるか。単純に考えて、獣医大に進学したい子たちの「入れる枠」が広がります。もしも自分が受験生の時だったら、素直にラッキーと思ったことでしょう。
テストの点だけで人を篩い分けるなんていけないことよ!ってなご意見もありますからね。
本来篩い分けられるべき子たちが100人ちょっと獣医大に入れて、本来獣医になれないはずだった子たちが、100人ちょっと獣医さんになって皆さんの前に現れるくらい、どおってことないかな・・とは思います。
まぁ 実際問題、某国立大学在学中の獣医の卵(獣医の嘴打卵ともいう)と、交流がありましたが、この子の正味の人間力を見るに、お願いだから、命を扱う職種にはつかないでくれ。ってお願いしたくなるような子でした。動物がスキなのはわかりますけどね。
まぁ あの大学に入れたんだから、頭脳は素晴らしいと思います。間違いなく。ただ、現場で鍛えなおすというレベルではちょっと追いつかないんじゃないかなって子だったので、恐ろしいです。今回、この子がしでかした事件に対応した際には、正直、目を疑いました。
そんなこともあるので、学力だけで線引きをしても、アカン子はアカンので、獣医を目指す子の定員枠が増えるってことが、かならずしも獣医の質を下げるってわけでもないのかなと・・思います。
件の学園も、推薦入学に相当力を入れているみたいなので、開校が成立するならば、今年の獣医大受験生は、相当ラッキーと考えていいでしょうね。
さて。一方で・・
入り込む枠が広がるという点で、喜んでいるのは、受験生だけではありません。
獣医大には、「獣医を育てるための教職員」が必要ですよね。非常勤講師・講師・准教授・助教授・教授などなど。
世間には、ひたすら大学に残って大学の中で栄達したい。って人種が一定数います。ただし、熾烈な競争の割には、ゴールの定員枠はとっても狭かったりします。
なので、実力も人格もすこぶる素晴らしいのに、不当にくすぶっている研究者の方や、その逆で、実力で正当にくすぶっている方も、玉石あわせて相当数いらっしゃいまして、こういった方たちにとって、今回の学部開設は正に天の恵といえるでしょう。 あの学園の新しいポストを狙え!ってなことになってると思います。水面下での出し抜きあいとか、すごいことになってると思いますよ。
一歩間違うと、「本来だったら、まともな研究ポストにつけなかったであろうポンコツ研究者(正当にくすぶってた方たち)」が寄せ集まった、残念な学園になる危険性だってあります。
とはいえ、せっかく新設するんだから、学園側としても、なるべくならばスター選手が欲しいに違いありません。
付属病院の顔となる天才外科医を外科学第一講座の教授に欲しい・・なんてのはわかりやすい話ですよね?
あとは、動物園だの野生動物の保護といったジャンルは子供に人気ですし、世間的にもキャッチーで好印象ですから、そういった方面の著名な人材にも声がかかっていると思います。
言ってみれば、くすぶるどころか、今現在、旬で輝いているスターを高額で引き抜いてくる・・という交渉が、いまも水面下で進行中のはず。
これも 当事者はドキドキだと思いますよ。人生をかけて勝ち取った現在のポジションを捨てての移動ですからね。背後には虎視眈々とポストを狙うライバル達の眼が光っているわけで。飛び出した瞬間に梯子をはずされたら、たまりませんからね。
おそらく・・・内定をもらいつつ、消えてしまうかもしれない梯子の行方に目をこらしながら、足元の安全対策にも余念がないスターたちが、全国の獣医大や動物園に結構な数いらっしゃるんじゃないかと思います。
さらに裏事情を空想するに・・・件の学園に移動するかもしれない大先生の下にいる人たちにもドラマがあるはず。
大学なんて職場は、円満な人間関係を見つける方が困難な世界ですからね。
なんなら「あの人に出て行って欲しいから、無事に認可がおりますように」って神様に祈ってる大学関係者もいると思います。
ずいぶん前のことになりますが、広島大学学部長殺害事件という事件が起きた際に、知り合いの大学関係者の方が真顔で「犯人の気持ちがわかる」っておっしゃいましてね。大学ってすごい職場だなぁって、そんとき妙に感心した記憶があります。
年内に、認可が下りなかったせいで殺人事件勃発ってなことにならないといいですけどね。
なお、上記はあくまで冗談まじりの私見ですので、どうか、まともに反応せずに、へらへらと読み流してくださいませ。
写真は今日おくられてきた西表島の海。ドロドロした話題のお口直しです。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.14
●日暈●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
ここ数日、臨時休診をさせていただき、ご来院いただいた皆様には、ご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ありませんでした。
現在、通常どおり診察しております。
暑い中、ドア前までお越しいただいたにも関わらず、診察が受けられなかった皆さまに、心よりお詫び申し上げます。
写真は、西表島の空にかかった「にちうん」という気象現象です。
薄く雲がかかった状態で太陽が出ると、そのまわりにできる光の輪で、白虹ともいうそうです。
日暈がかかると、天気が下り坂になるのだとか。
この写真をもらった日、私は、うちのエーちゃんの手術をしていました。
ブログの過去記事を参照いただきますとわかりますが、エーちゃんは子犬をとる予定だったので、子宮蓄膿症を決死の覚悟で内科治療した経緯があります。
秋の発情で、元気な子犬が産まれることを、みんなで楽しみにしていたのですが、今回、再び、派手な子宮蓄膿症となりまして、やむなく手術にて、子宮と卵巣の摘出を行いました。
もう子供はとれません。20数年続いた、私のゴールデンレトリバー直系ぬかどこ作戦は幕を降ろしました。楽しみにしていてくださったご家族もあったのですが、残念ですが、おゆずりできなくなりました。ごめんなさい。間に入って下さった大魔王にもごめんなさい。
しかしまぁ、エーちゃんというのは、「この瞬間にこんなことしでかしたら 嫌だなぁ・・・ということを100%しでかす犬」です。まさか このタイミングで子宮蓄膿になって、私に手術をさせるとは・・・。
それとも このタイミングだからこそ、私に気合いを入れるつもりだったのか。
よくわからないけど、今日も元気でドタバタしてます。 これからも仲良くしようね。
不思議なもんでね。こういう修羅場でも、いざ仕事となると ビシっと美しく手術ができちゃんだから、習慣というものは恐ろしいもんです。
ロビンソンさんは、どんな下り坂だったかな? パチンコでボロ負けとか。 でも それは毎回ですよね。
さてと。いろんな事を一個一個解決していかねば。
マドモアゼルフランソワーズに、携帯電話の相談をしないと!
なにしろ、動物病院は、今日も平常通り、元気に楽しくやっております!
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.14
●ねらわれた学園●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
今日も元気に診察してます。
今日は、世間で話題の、あの「学園」について、私見を書いてみようと思います。あくまでも私見です。読んだからといってみるみる体脂肪がおちたり、目がよくなったり、おしっこが我慢できるようになったり、筋肉がついたりするわけではありません。読後感には個人差がありますので、あとのことについては責任を負いかねます。ご了承ください。
さて。
ねらわれた学園といえば。角川映画。
唯一記憶に残る場面は・・・。峰岸徹さんの腹踊り。ユーミンの主題歌も薬師丸ひろ子の可愛さも、同時上演の「たのきんトリオ」すら瞬殺で記憶から消し去る破壊力でしたね。 あれは 狙ってたのか、単なる美術さんの手抜きだったのか。ねらわれた学園っつうくらいだから、きっと狙ってたんでしょうかねえ。
で・・・その学園の話じゃなくて。
某、獣医学部の新設問題について、ニュースとは別の切り口で私見を語りたいと思います。
今回の騒動で、私が一番おどろいたのは、件の獣医学科が、来年の4月に開校予定だということ。
大丈夫なのか???
お金のことを考えれば、カツカツのスケジュールでドンピシャのタイミングで収入が入る(申請受理と開校と受験と入学がいっぺんに成立する)のが理想なんでしょうが、たこ焼き屋さんの屋台をオープンするのとは、わけがちがいますからね。
獣医学部受けるつったら、受験としても結構難易度の高い話しじゃないですか。攻略法とかいろいろ違うだろうし。受験生は今、とっても気持ち悪い状態に陥ってませんかね。不安だろうし。
まにあうのかな・・・
私も、かつて、某4年制大学がオープンした際に、「4月から教授にならないか?」と誘われたことがあります。
電話をもらったのは、2月下旬から3月上旬のあたりだったと思います。
もう ほんとにサラっと「君!いい体格してるな。自衛隊に入らないか?」くらいの軽い感じのお誘いでした。
そんときは、動物病院を開業してましたからね。非常勤講師で野生動物関連の話をしにいくって事なら引き受けますけど。ってお返事したところ、ゼミを開講して、教授になって、学生の卒業論文まで指導してもらうから、常勤してくれ。研究テーマは未定だし講座名も未定だ。好きにやってくれ。病院はカミさんにまかせればいいだろう。ってオファーでした。
おいおいマジかと。もう受験とか終わって、学生さんたちは学費も払い終わって、4月から大学生だぁ!ってなってる段階で、教授探しか? と。
コレ・・・専門学校とかじゃなくて4年制大学ですからね。
このオファーがいかに異常か、参考までに、その前にもらったマトモなオファーについても記しておきます。
これも開業した直後の話なんですが、某、北の方の獣医大学の助教授の先生(私が足をむけて寝ることのできない恩師)が、「私も春から教授になったんで、石橋君を私の後継者として呼ぶから、私の下で助教授になって一緒に研究しよう」って電話をいただきました。
先生がおっしゃるには、まずは講師として赴任して、学位は既にもってるから、ふつうに業績あげて短期間で助教授になって、教授の退官まえに教授の席を継ぐ。って話でした。
これだったら、順当な準備期間があるじゃないですか。私の力が至らず、教授の眼鏡にかなわなかった場合には、やっぱ石橋くんクビ!東京に帰って!って言えるわけで。
3月に電話もらって、ゼミのテーマはなんでもいいから4月から教授にならない?? っての。ほんとすごいですよね。そこらの街医者のおっさんが教授って。知らぬは生徒ばかりなり。
話はこれにとどまりません。
いまは無き、某トリミング学校で講師をしていたときも、春から看護科の一切合切をまかせるから、新卒のトリマーの女の子を看護科の担当教員として仕上げて、看護科のカリキュラムを全部一新して、めんどうみてくれ。なんてことを言われましてね。
主任教官にされちゃう子は、春から自分が指導する生徒たちと 年齢がほぼ一緒。しかも自分はトリマー科しか出てないから、看護のことなんか何にもわからない。生徒を動物病院実習に送り出そうにも、動物病院の実際もさっぱりわからない。かなり気の毒な人事ですよね。
ただ、いちばん気の毒なのは、学費はらってる学生さんたちですからね。彼らのために、がんばって面倒みましたよ。
最終的には、小動物獣医師会の認定校にまでもっていってあげたから、結果は出せたと自負しておりますが、今思えば、無茶苦茶な話だったなぁ。 まぁ結局、学校は潰れちゃいましたけどね。
なんといいますか。教育産業において、もっとも重視されなければならないのは、そこで学ぶ人たちの権利だと思うんですけどね。 そんなことお構いなしといわんばかりに 意外と雑な裏事情だなぁと思いました。
ってなわけで。今日は、松本訓導もびっくりの動物業界学校裏話をお送りしました。信じるか信じないかはアナタ次第です。
なんとなく 次回もこのテーマでひっぱります。
つづく!
写真は、西湘バイパスの橋脚。
つくった当初は、こんなとこまで海が迫ってくるとは思ってなかったけど、すっかり波に洗われることになっちゃって、劣化がヤバイってんで、あわてて埋め立てたり補強したり高波対策でテトラボッドいれたりしてるんだそうです。
この世の中は、やっつけ仕事で溢れている!!!
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.05
●臨時休診のお知らせ●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
7日金曜日は都合により休診とさせていただきます。
フードやお薬の処方には対応いたします。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.07.03
●VS.オペラ調●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
またもや知らないうちに月が変わってしまいました。もう7月ですか・・・夏ですね。
ブログの更新もできないまま、日々に追われている間に、またしても世間ではいろんな事があった様子。
中でも、「この ハゲぇ~~~!」って絶叫しながらハンガーで人の頭を叩くのが流行ってるそうで。こわいですね。ハンガーで人を殴るのは武田鉄矢さんだけにしていただきたい。
しかし、何なんでしょうね。「ハゲ!」っていう口撃の破壊力は。問答無用で勝ち誇られて、言われた方はたまったもんじゃありませんよね。
東大卒の大先生に、この私大卒~!ってバカにされるならまだ納得いきますけど、頭皮の毛髪が薄いというだけで、ここまで無条件に蔑視されるって、ひどくないですか?
だいたい、頭髪の脱毛って、ある意味、成熟した雄ってことで、ゴリラで言ったらシルバーバックですからね。ボスになるための挑戦権獲得ですよ。
お世話になってる某国立大の教授も、すっかりザビエルな感じですが、私が見上げるほどの高身長に、上品なルックス。ダンディな立ち居振る舞いに、よくとおる重低音ヴォイスで、学生達から圧倒的な支持を得てますからね。頭髪なんかモーマンタイですよ。
ちなみにこの教授。あれだけ背が高いんだから、あんなに深々と頭を下げなきゃ誰にも頭頂部を見られることなく過ごせるはずなんですよね。立派な人ってのは腰も低いんだなぁと、いつも感心します。
要は、無条件でナメられる現状をなんとかすればいいわけです。
まずはイメージ。 もうね。ハゲって単語がいけない。これを一掃しましょう。
面積に関係なく、一律にスキンヘッドって名前にしましょう。どうですか。スキンヘッド。尖ったジャックナイフのような緊張感が出ていいじゃないですか。
呼び方がシャープな感じになったので、ついでに、刺青も入れちゃいましょう。蜘蛛とか髑髏とか蠍とかドラゴンを頭に彫っちゃいましょう。
髑髏の刺青をした頭をハンガーで殴る勇気のある奴はいないと思います。
私も、いよいよになったら、マユゲもろともガァ~って剃っちゃいましょうね。側頭部にリラックマの刺青入れて周囲をどうしていいかわからない状態に陥れてやりますよ。
写真は、西表島の夜空に浮かぶ月。花札の坊主みたいだろ。って送られてきました。こんな景色を見ながら夜釣りを楽しむロビンソン小屋の皆様がうらやましい限りでございます。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。
2017.06.18
●VS.謎の虫●
本日もお立ち寄りありがとうございます。
さっき、カナちゃんに「先生・・あのぉ~・・・」って、とっても言いづらい感じで話しかけられました。
「どうした?何かあった?」と聞いてみると。
「先生のズボンが裏返しです・・・」
あわてて確認するまでもなく、作業着(スクラブスーツ)は見事に裏返し。ポケットがダンボの耳のように左右にパタパタしております。折り目という折り目はすべて裏返しだから縫い目くっきり。
この光景を一言でいうなら 「ザ・マヌケ」。
「おおおおおおおおおおおお ありがとう。あぶねぇところだった。まだ 3件しか患者さんに目撃されてないからセーフだな。新患の患者さんだったらドン引きだな。あぶないところだったぜ。」
ってね。心優しい看護師たちに支えられながら 今日もこんな感じでやってます。
さて。 数十年ぶりの再会とえいば・・・の続きです。
大泥棒ホッツェンプロッツっていう児童文学作品をご存知でしょうか。なんか3巻くらい出ていて、世界的ロングセラーなんだそうです。調べてみたら、作者の人は元ナチスドイツの将校だったみたいですね。
私はこの本が大っ嫌いで、本屋で平積みにされているこの本の表紙の不っ細工な絵を見るたびに、嫌ぁ~な気分になります。
忘れもしない小学校の夏休み。図書館で何冊か本を借りていって、読書感想文を書かなければいけないことになりました。
私は、自然科学系か動物の本しか読まない、非常に偏った子だったので、担任の先生が「このままでは将来、犯罪者になるに違いない」と心配して(ほんとに言われた!!)、私のチョイスの半数を却下。無理やり渡された数冊のうちの一冊がこの大泥棒ホッツェンプロッツでした。
根拠のない理不尽が大嫌いだった私は、断固抗議したのですが、「そんなことないでしょう。おもしろいでしょう。この本はおもしろいのよ。なにしろおもしろいんだから読みなさい!」って100倍返しで叱られて、泣く泣くこの本を課題としました。
そんなふうに強制されて読むのはシャクだったので、後書きを斜め読みして、ストーリーをテキトーに
空想した上で感想文をでっちあげました。のちにその感想文は非常に高い評価を受けたので結果オーライです。
こうして、嫌な記憶と共に「一生読むもんか」と心に誓ったホッツェンプロッツの野郎には、その後本屋で会うたびにイラっとさせられました。
ところがその後、娘が産まれ、毎晩、童話の読み聞かせをしていたせいで、ネタに困り・・ とうとう世界中のおかあさんたちが絶賛する、あの作品を読むハメになります。
もうね。全世界がアウェイな感じですよ。これを読ませないでどうする的な。こんな素晴らしい作品を知らないなんてありえませんよ的な。携帯電話もってないくらいの孤立感。
いまいましかったけど 買いましたよ。そんでもって、全巻 声に出して読みましたよ。セリフのところも感情をこめてね。
幼稚園時代、伝説のお話の先生として全ての園児と父兄をとりこにしていた深川先生もきっと褒めてくれるんじゃないかと思う熱演ですよ。 もうね朗読は得意です私。
まさかねぇ・・・あのホッツェンプロッツをいまごろ読まされるとはねぇ。おまえはニコニコ海苔か!って思いましたもの。
写真は、25kgの仔犬。ちょっと育ってましたね。11ヶ月だそうです。
めちゃくちゃ可愛かったのですが、散歩に連れ出したら草むらに飛び込み、全身に謎の昆虫を沢山つけて帰ってきてしまいました。
ワンコが散歩から帰ったその足でマユちゃんにジャレついたところ、マユちゃんが虫だらけに。
大の虫嫌いのマユ・カナはもう 大パニック!
二人で大騒ぎしながら強固にしがみつく謎の昆虫を除去していました。
意外だったのはカナちゃん。カナちゃんは虫だらけのマユちゃんを放置して逃げるかとおもいきや、果敢に除去作業に没頭しておりました。曰く・・「人のためだったら虫とれるんだ私・・」だそうで。カナちゃん大成長ですな。
以上。三鷹・吉祥寺のペットドクター いのかしら公園動物病院の石橋でした。